いずれにしても、そういったことこそが、著者のいう“ストレスがインタレストに変換された”状態だということなのだろう。ストレスを興味や楽しみに変換していけば、結果的には自分の学びや成長につながるということだ。
「ワンパターン」や「マンネリ」が疲れにつながる
毎年の旅行やなんらかのイベントなどのレジャーは、疲れを癒やすことにも役立ってくれそうだ。と思いきや、それらのレジャーも定例化すると「飽き」になってストレスを誘発し、それが疲労につながるということもありうるのだという。
では、レジャーをストレスにしないためにはどうすればいいのか?
この問いに対して著者は、「事前にいろいろな情報をインプットしておく」ことを勧めている。
たとえば旅行に行くのであれば、事前に地図をチェックして「初日はここからここまで移動するんだな」とルートを想像してみる。何度も訪れている観光名所についても、どのような歴史的背景があるのかをあらためて調べておく。
通い慣れればマンネリ化しても無理はないが、あえて「すでに知っていると思い込んでいる場所」についての未知の情報を探ってみるのである。
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