「なぜかいつも疲れがとれない人」こそ知っておきたい 疲労を抑制するために必要なたった3つのこと

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いずれにしても、そういったことこそが、著者のいう“ストレスがインタレストに変換された”状態だということなのだろう。ストレスを興味や楽しみに変換していけば、結果的には自分の学びや成長につながるということだ。

そういう意味では、ストレスをインタレストに変えていく行為は、ストレスをインベストメント(先行投資)に変えていく行為だともいえそうです。
そのうち、大変そうな仕事を発注されたり、ちょっと重荷に感じるようなお願いごとをされたりしたときでも、「これはきっと将来のためになるはずだ」と前向きに受け止められるようになるでしょう。
(142ページより)

「ワンパターン」や「マンネリ」が疲れにつながる

毎年の旅行やなんらかのイベントなどのレジャーは、疲れを癒やすことにも役立ってくれそうだ。と思いきや、それらのレジャーも定例化すると「飽き」になってストレスを誘発し、それが疲労につながるということもありうるのだという。

では、レジャーをストレスにしないためにはどうすればいいのか?

この問いに対して著者は、「事前にいろいろな情報をインプットしておく」ことを勧めている。

たとえば旅行に行くのであれば、事前に地図をチェックして「初日はここからここまで移動するんだな」とルートを想像してみる。何度も訪れている観光名所についても、どのような歴史的背景があるのかをあらためて調べておく。

通い慣れればマンネリ化しても無理はないが、あえて「すでに知っていると思い込んでいる場所」についての未知の情報を探ってみるのである。

そうやってインタレストを高めておくと、同じお城やお寺を見るのでも全然違ってきます。事前の情報と実際に見た印象を“答え合わせ”できたときは痛快ですし、逆に、想像とまったく違ったと驚くのもおもしろいものです。
(144〜145ページより)
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