令和の高校生「進路は正直なんでもいい」理由。スマホ世代特有の"選ばない"生き方とは?

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素直でいい子だけど自分の頭で考えない令和の高校生(写真:Komaer / PIXTA)
スマートフォンが日常生活の中心に入り込んで久しい現在、その便利さの裏側で、近年「スマホ認知症」と呼ばれる現象が教育現場や医療の専門家の間で深刻視され始めています。今回は、『スマホ認知症 思考力・判断力・集中力を奪われないために』を上梓した西岡壱誠氏に、スマホ依存が進むことで進路選択に悩まなくなっている子どもたちの現状について解説してもらいました。
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最近の生徒は素直でいい子。でも自分の頭で考えない

最近、高校の進路指導の先生に取材をすると、こんな話をよく耳にします。

「最近の生徒は素直でいい子が多い。でも、自分の頭で進路を考えなくなっている」

「親が言った方向、先生が勧めた道に従い、冒険をしない。意見が食い違うことがない」

先生の言った進路に進む場合が多い、ということです。昔なら「いや!自分はこうします!」「こんな道を進みたいと思っています!」と言ってくることが多く、「それは難しいんじゃない?」「それならこっちの方向もあると思うよ」と、ある意味で「ディスカッション」が成立していたわけですが、最近は、ディスカッションは発生せず、もう「わかりました、先生の言う通りにします」、という生徒が増えてきているということなのです。

これは表面上、生徒が扱いやすく先生の仕事が楽になっているということになりますが、進路の根幹にある「自分の人生をどう生きるのか」という視点が欠落しつつあるということでもあります。

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