『本当に強い大学2025』に掲載している「大学四季報」のデータを使い、学生数の規模や教員の数などがわかる各種ランキングをお届けしている。
「大学四季報」には日本の821大学を対象に独自調査で収集した各大学の財務・経営状況・学生支援などの取り組みや近況、今後の計画についての記事が掲載されている。
この掲載データに加え未掲載の回答データを使って各種ランキングを作成している。今回は、「学部の定員充足率」が高い大学を紹介していきたい。
学生数1000人以上を対象に、学部の「定員数(総定員)」に対する「学生数」の割合を算出した「定員充足率」を高い順にランキングしている。データは2024年5月時点で、大学院生、受け入れ留学生、研究生、聴講生は除いた数字となっている。
文部科学省は大都市圏私立大学への一極集中を緩和するため、大学の「定員厳格化」を進めてきた。当初は私立大学は毎年の「入学定員(学校全体または学部等)」に対して一定以上の超過となると、段階的に「私立大学等経常費補助金」が減額・不交付とされていた。
それが23年度からは、全学年の合計である「収容定員数」で判定するという基準に変更された。なお、大学の収容定員規模ごとに補助金の不交付基準が定められ、25年度以降は、収容定員8000人以上の大学が1.1倍、同4000~8000人未満が1.2倍、4000人未満が1.3倍となっている。
わずかな超過でも全額不交付となるため、各大学にとって死活問題となりかねない。年内入試で入学者をできるだけ確定しておきたいと考える大学も多そうだ。
ではランキングを見ていこう。
デジタルハリウッド大は130%超え
1位は05年開学のデジタルハリウッド大学。教師陣はデジタル業界で活躍する現役のプロで、大学発ベンチャーを多数創出している。24年5月時点の定員充足率は定員1000人に対して学生数1341人で134.1%。この時点では上記基準の1.3倍を超えている。ただ、同校のホームページによると25年5月時点では129.8%と1.3倍を切る水準となっている。



















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