総額44億円超の巨額金銭不祥事で揺れるプルデンシャルグループで、またもや新たな不祥事が発覚した。
プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険 (PGF生命)は3月6日、銀行などの保険代理店に出向していた社員11人が、7つの代理店から内部情報379件を無断で持ち出していたと明らかにした。
会社貸与のスマホで情報持ち出し
持ち出した内部情報は、出向している銀行の保険販売実績や業績評価体系の資料、競合生保の商品情報など。2022年4月から25年7月までの期間を対象に、メールのデジタルフォレンジック(電子鑑識)や社員へのヒアリング調査などを実施した結果、判明したものだ。
無断持ち出しの手口は、会社が貸与したスマートフォンで資料を撮影しメールで送信したり、紙の資料を手渡ししたりといったものだったという。
ここで気がかりなのは、使ったスマホが会社貸与のものだったということだ。
日本生命保険や第一生命保険をはじめとして、保険業界でこれまでに発覚している内部情報の「スパイ活動」では、ほとんどのケースで足がつきにくいよう出向者は私用のスマホを使っていた。
それが今回は、大胆にも会社貸与のスマホで情報を窃取していたのだ。うがった見方をすれば、PGF生命が出向者へのミッションとしてスパイ活動を黙認していたか、もしくは貸与スマホでも足がつきにくいと社員が考えてしまうほどに、会社側の管理が緩み切っていたかのどちらかだろう。





















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