『本当に強い大学2024』に掲載している「大学四季報」のデータを使った各種ランキング。ここでは大学院生を含む「学生数」が多い大学上位100校を紹介。
18歳人口が急減する日本では、私立大学の半数以上が定員割れで、赤字も4割に達する。一方、研究成果の社会還元など大学の新たな役割も期待されている。では、そんな中で勝ち組となる「本当に強い大学」はどこか?
『本当に強い大学2024』は、入試から教育・研究、就職まで今の大学がわかるテーマを徹底取材し、1冊にまとめた『週刊東洋経済』の臨時増刊号だ。
ここでは、その誌面で作成・利用するデータ等を活用し、各種ランキングを作成している。今回は「学生数」が多い大学をご紹介する。
今回から『本当に強い大学2024』に掲載している「大学四季報」のデータを使った各種ランキングをお届けする。
「大学四季報」には日本の821大学を対象に独自調査で収集した各大学の財務・経営状況・学生支援などの取り組みや近況、今後の計画についての記事が掲載されている。
今回は、この掲載データのうち、大学院生を含む「学生数」を、多い順に100大学紹介する。データは2023年5月時点のもので、大学院生を含み受け入れ留学生、研究生、聴講生は除いた数字となっている。
「学生数」と「定員数(総定員)」で計算した「定員充足率」も掲載している。ただ、大学院生を含むため、文部科学省による定員管理の基準となる数値とは異なっているので注意していただきたい。
各大学の学生数でランキング
ランキングを見ていこう。
1位は日本大学で6万9563人だった。定員に対する充足率は103.8%。問題となったガバナンスの改革も進行中だ。校舎の建て替えも進んでいる。
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