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第一生命HD社長「個人の金融資産が拡大、資産寿命の延伸に照準」。菊田徹也氏インタビュー

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第一生命ホールディングス 社長 菊田徹也氏
菊田徹也(きくた・てつや)/第一生命ホールディングス 社長。1987年一橋大学商学部卒業、第一生命保険に入社。2018年第一生命ホールディングス常務執行役員、21年同取締役専務執行役員、23年から現職(撮影:今井康一)

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保険業界で不正事案が続発。営業のルールを定めた保険業法と監督指針が11年ぶりに大幅改正される。大手各社はどう立ち向かおうとしているのか。本特集ではその最前線を追った。

──持ち株会社の社名を2026年4月に第一ライフグループへ変更します。その狙いは?

検討を開始したのは2年前。社長就任後からずっと議論してきた。

30年までに今までとは違う企業風土やビジネスポートフォリオを持つ会社にしたいと、かねて考えていた。

われわれはM&Aを中心にグループを広げてきた経緯がある。福利厚生のベネフィット・ワンも入り、事業領域が広がってきている中で、グループとしてグローバルトッププレーヤーの一角に入ることを考えると、グループブランドをしっかり構築していきたい。

そのときには海外比率が5割を超えるのが目標なので、海外でも認知されるようなブランドにしたいという思いがあった。

時価総額10兆円への道筋

──30年までにグループ時価総額10兆円を目指していますが、道筋は見えていますか。

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