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総まくり!「旧帝大&神戸、一橋、東工大」の最新動向 主要大の入試、新校舎、学部新設&「大学四季報」①

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東京工業大学岡山キャンパスの西5・6号館が2023年に竣工 (写真:東京工業大学)

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18歳人口が急減する日本では、私立大の半数以上が定員割れで、赤字も4割に達する。一方、研究成果の社会還元など大学の新たな役割も期待されている。では、そんな中で勝ち組となる「本当に強い大学」はどこか?
『本当に強い大学2024』は、入試から教育・研究、就職まで今の大学がわかるテーマを徹底取材し、1冊にまとめた「週刊東洋経済」の臨時増刊号だ。その誌面から、注目記事をお届けする。

ここでは、旧帝国大学(北海道、東北、東京、名古屋、京都、大阪、九州)に一橋大学、東京工業大学、神戸大学を加えた難関10大学の新キャンパス・新学部の設置予定と、財務を記載した「大学四季報」を紹介する。

東大が5年制新課程設置

本当に強い大学2024 (週刊東洋経済臨時増刊)
『本当に強い大学2024 (週刊東洋経済臨時増刊)』(東洋経済新報社)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。

北海道大学は、2024年度に工学部情報エレクトロニクス学科の入学定員を180名から230名に増員した。国のデジタル・グリーン人材育成促進施策を受けたものだ。学内理系学科の中で安定的な人気を誇る同学科の増員により、高度情報化社会に必要とされる人材をより多く社会に送り出す。

東北大学は、全学教育科目「アントレプレナー入門塾」を、NTTグループ寄付講義として24年度にリニューアル。起業家精神と基礎スキルを学ぶ実践的な科目として、全学生に向け開講した。同大学、同グループは23年、仙台市、宮城県などと共に「SENDAI STARTUP CAMPUS」形成等に係る協定を締結し、東北大学発のスタートアップ増加に向けて動いていた。

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