東洋経済「私立大学財政データ」から見るランキング。ここでは「総資産」が多い私立大学上位200位(201校)を紹介。
大学の規模は学生数で見ることが一般的だ。一方、上場企業などは従業員数だけでなく、売り上げや総資産を使うことが多い。では大学の規模を財務の視点から見るとどうなるのか。今回は私立大学を運営する学校法人の総資産をランキングし、財務面から大学の規模について考えていきたい。
ちなみに私立大学の総資産に占める有形固定資産の割合は平均で約6割だ。そのほとんどは、土地や建物で構成される。つまり各大学はキャンパスという「学ぶ環境」が主な資産で、ここに多くの資金を投じていることがわかる。
では、どのような大学が上位なのか。ランキングを見ていこう。なお、参考情報として、「前期比増減率」、企業の売上高に相当する「事業活動収入計」も掲載した。
総資産の大きさでランキング
1位は日本大学で総資産は7857億円だ。内訳は、土地1302億円、建物2178億円、図書506億円などで固定資産の合計が7299億円。一方、流動資産は、現金預金417億円、未収入金124億円などで合計557億円となっている。
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