「有価証券が多い私立大学ランキング」トップ200。トップの大学法人は川崎学園で1132億円、2位は早稲田大。3位は創立145年のあの総合大学…
今回は大学を運営する学校法人が保有する金融資産のうち、国債・社債といった債券や株式などの「有価証券」保有額でランキングした。
有価証券は貸借対照表の「流動資産」(短期保有)と「その他の固定資産」(長期保有)に記載されている。今回はこの合計額を「有価証券」とした。ほかに将来の特定の支出に備えるための「特定資産」にも有価証券が含まれていることが多いが、ここでは対象外とした。
参考情報として、総資産に対する有価証券の比率である「有価証券比率」と「総資産」も掲載した。では、どのような大学が上位なのか。ランキングを見ていこう。
川崎学園が1132億円でトップ
1位は岡山県の川崎学園(川崎医科大、川崎医療福祉大、川崎医療短大)の1132.3億円。流動資産に1131.4億円、その他の固定資産に0.9億円となっている。総資産に対する有価証券の比率は23.6%。ほかに現金預金が208億円あり、2023年度の受取利息・配当金は167億円と学生生徒等納付金122億円を上回っている。



















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