東洋経済「私立大学財政データ」から見るランキング。ここでは自己資本比率が高い私立大学上位200位(205校)を紹介。
18歳人口が急減する日本では、私立大の半数以上が定員割れで、赤字も4割に達する。一方、研究成果の社会還元など大学の新たな役割も期待されている。では、そんな中で勝ち組となる「本当に強い大学」はどこか?
『本当に強い大学2024』は、入試から教育・研究、就職まで今の大学がわかるテーマを徹底取材し、1冊にまとめた「週刊東洋経済」の臨時増刊号だ。
ここでは、その誌面で作成・利用するデータ等を活用し、各種ランキングを作成している。今回は、大学の財務に着目し、東洋経済「私立大学財政データ」から私立大学を対象に自己資本比率が高い大学を紹介する。
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今回は「総資産」に対する「純資産(自己資本)」の比率である「自己資本比率」で、自己資本が潤沢な大学を見ていく。
また、こちらの記事で紹介した「運用資産」(「有価証券」+「現金預金」+「特定資産」)を参考に並べて掲載した。有価証券は貸借対照表の「流動資産」(短期保有)と「その他の固定資産」(長期保有)に記載されている合計値。ここに「現金預金」と、退職給与引当金や、施設設備整備建設のための引当金など、将来の特定の支出に備える「特定資産」を加えて「運用資産」を計算している。
では、どのような大学が上位なのか。ランキングを見ていこう。
「自己資本比率」でランキング
1位は国際仏教学院(国際仏教学大学院大)で99.5%。1996年開学で仏教学研究の進展と研究者の養成を目指す独立系大学院大学だ。総資産194.4億円のうち運用資産は50.9億円と潤沢な資産を誇っている。
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