｢大学院生比率が高い大学｣ランキングトップ100。1位は鳴門教育大学、国立教育大が上位に

『本当に強い大学2024』に掲載している「大学四季報」のデータを使った各種ランキング。ここでは「大学院生比率」が高い大学上位100校を紹介。

1位は渦潮で有名な徳島県鳴門市にある鳴門教育大学（写真： bee／PIXTA）

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今回は『本当に強い大学2024』に掲載している「大学四季報」のデータを使ったランキングをお届けする。

「大学四季報」には日本の821大学を対象に独自調査で収集した各大学の財務・経営状況・学生支援などの取り組みや近況、今後の計画についての記事が掲載されている。

今回は、調査で回答されているが誌面には掲載していないデータを使い、「大学院生比率」が高い順に100大学を紹介する。数値は2022年度の「全学生数」に対する「大学院生数」の比率を高い順にランキングした。データは2023年5月時点。

今後、高度な職業人、研究者を育成するには大学院の充実は必須だ。この大学院教育に力を入れる大学院生が多い大学を見ていこう。

四国の国立・鳴門教育大学の大学院生比率は55.3％

1位は鳴門教育大学で55.3％。全学生991人中548人が大学院生だ。教員養成だけでなく大学院での現職教員の教育を行う新構想の大学として1981年に開学。四国だけでなく全国から現職の教員が大学院に入学している。