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福岡市の2大再開発プロジェクト「天神ビッグバン」「博多コネクティッド」に暗雲、”100年に一度”の大型開発で何が起きているのか

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「ワン・フクオカ・ビルディング」の外観
「天神ビッグバン」の核「ワン・フクオカ・ビルディング」(中央)(写真:筆者撮影)

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「100年に1度の都市の大アップデート」。福岡市では、そう呼ばれる超大型の再開発が進む。その核となるのが天神エリアの「天神ビッグバン」と博多エリアの「博多コネクティッド」だ。ところが、この2大プロジェクトに暗雲が漂っている。

天神エリアでは4月、大型複合ビル「ワン・フクオカ・ビルディング(ワンビル)」が開業した。西日本最大級のオフィスフロアや130店舗が入る商業フロア、ホテルで構成。地上19階、地下4階建てで、延べ床面積は約14万7000平方メートル。低層階は飲食・商業フロア、1~3階は海外高級ブランドのシャネルが国内最大級店舗を構える。西日本鉄道が事業主だ。

天神ビッグバンの中核となる再開発で、開業前から注目を集めていただけに初日は営業開始前から約1000人が行列をつくり、約8万人が来館。6月末までの来館者数は335万人に上った。

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