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会社四季報「新春号」超先取りランキング④2027年3月期に営業増益率加速100。来年飛躍するのは?

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煙を吹き出し飛び上がるビジネスパーソンのイラスト
(写真:Zenzen/PIXTA)

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日経平均株価は10月27日に5万円を突破した。企業業績は持ち直し、来期に向けて加速し始めている。本特集の『会社四季報』2026年新春号先取り情報を活用し、有望銘柄を見つけよう。

上場企業の多くを占める3月期決算企業では、第3コーナーの終盤となる12月を迎えると、市場の関心は徐々に来期へと向かい始める。そんな来期に飛躍する銘柄はどれか。

『会社四季報』新春号の予想を基に、「来期・営業増益率−今期・営業増益率」が大きい順にランキングした。つまり、今期から来期にかけて営業益が飛躍して、利益率が高まる銘柄だ。

来期は3倍の水準を見込む

1位は新光商事。主力の半導体・電子部品で車載・産機向け市況の底打ちを受け、営業益が急回復する。今期営業益は10億円予想だが、来期は30億円と3倍の水準を見込む。

2位は水晶デバイス大手の大真空。今期は金価格上昇が痛手となるも、来期は生産稼働率が改善するうえ受注残をこなし営業益が伸長。来期営業益は20億円と今期10億円から倍増する見通しだ。同社は今期配当利回りが4.96%と高い点も特長だ。

3位は大崎電気工業。スマートメーター国内首位で、売り上げの過半は電力会社向けとなっている。来期は好採算が見込まれる国内第2世代機の出荷が本格化すると予想され利益が拡大。営業益は今期が58億円と前期の57億円から横ばいだが、来期は90億円と大きく伸びそうだ。

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