「累進配当」を掲げる企業が増加
株式投資の醍醐味には、保有資産の上昇を狙う「キャピタルゲイン」と配当を狙う「インカムゲイン」の2つがある。
安定配当の銘柄を保有すれば、定期的な収入を得られる利点がある。株式市場では、配当金を維持または毎年増やす「累進配当」を掲げる企業が増えるなど、個人投資家などからのインカムゲインへの関心は高まるばかりだ。
『会社四季報』新春号の最新予想を基に、過去10期と今期、来期の12期連続で無配・減配がない銘柄を抽出。さらに来期配当利回りの高い順に並べた。
1位はMS-Japan。今期利回りが5%を超えた数少ない銘柄。安定配当を続けており、今期、来期も前期と同じく56円配が予想される。
2位のアルインコは、利回りが今期4.05%で来期5.52%の見通し。配当性向40%目標を掲げており、業績拡大に伴い配当額が増えそうだ。来期は過去最高純益更新が予想されるものの、株価が割安かの目安となるPBR(株価純資産倍率)は0.67倍と1倍を下回っている。




















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