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会社四季報「新春号」超先取りランキング②上期進捗率が高い3月期企業100。今期上振れ濃厚

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矢印を引っ張り上げるビジネスパーソンのイラスト
(写真:Ingka D. Jiw / PIXTA)

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日経平均株価は10月27日に5万円を突破した。企業業績は持ち直し、来期に向けて加速し始めている。本特集の『会社四季報』2026年新春号先取り情報を活用し、有望銘柄を見つけよう。

今2026年3月期はトランプ関税の逆風が吹くが、足元の上期(25年4〜9月期)実績が好調で、通期計画が上振れ濃厚な企業も多い。そこで上期営業利益の通期会社計画比での進捗率が、過去3期平均と比べて高かった企業をランキングした。

大型ライブツアーで動員数が大幅増

1位は大手芸能プロダクションのアミューズ。上期の営業利益は49.5億円。会社側は中間決算に合わせ通期営業利益計画を43億円に上方修正したが、すでに超過。今期は大型ライブツアー開催で上期の動員数が大幅に増加し、サザンオールスターズのアルバムなど印税収入も好調に推移している。

2位は関西地盤の中堅警備会社、東洋テック。大阪・関西万博向け警備の需要が膨らみ、上期営業利益は20.5億円と通期計画24.5億円の8割超の進捗率だ。

3位は北陸地盤の総合商社、三谷産業。今通期の営業利益計画は22.5億円。上期実績は16.9億円と進捗率75%超。首都圏で空調設備の大型工事が順調に進捗したことや、樹脂・エレクトロニクス分野の車載向け樹脂成形品の需要回復などが貢献した。

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