「東洋経済オンラインアワード2025」6賞・11名が決定! 今年のMVPはマーケティングコンサルタントの西山守氏

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東洋経済オンラインアワード2025
授賞式は受賞者11名が出席し、終始なごやかな雰囲気の中で行われた(写真:編集部撮影)

株式会社東洋経済新報社が運営する経済ニュースサイト「東洋経済オンライン」では、その年、最もインパクトを残したコンテンツを制作した筆者をたたえる「東洋経済オンラインアワード」を実施しています。

このたび2025年に東洋経済オンラインで配信したコンテンツを対象として選考を行った結果、以下の授賞者が決定しましたので、お知らせいたします。

【MVP】

西山 守氏:マーケティングコンサルタント、桜美林大学ビジネスマネジメント学群准教授

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代表的な記事:「赤いきつねCM」露出ないのに“性的”と炎上のワケ

(授賞理由)

政治経済からエンタメまで、さまざまな出来事や不祥事を、危機管理・マーケティングの視点から鋭く斬り込んでいただきました。大きく価値観が変化する現代で、世論の空気感を敏感に読みながらも視点はブレない分析が大きな反響を呼び、いくつものメガヒット記事を生んでいらっしゃいます。時事ネタを扱ううえでのスピード感も重視してくださり、毎月多くの記事をご執筆くださいました。

(MVPについて:今年1年で東洋経済オンラインで公開した記事の中で、質と数、またページビュー数など、最も大きなインパクトをもたらした方に贈る賞)

【ニューウェーブ賞】

佐藤 大輝氏:肉体派ライター・ウーバー配達員ライター

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代表的な記事:「暑い…キンキンに冷えた水をいつでも飲みたい」に応えたワークマンの《980円ペットボトルホルダー》炎天下の徹底検証でその保冷力に驚いた

(授賞理由)

日焼け止めやワークマンのペットボトルホルダーなどについて、単なる商品紹介ではなく、自ら炎天下に身を置いて検証するという“体を張った取材”を実践。読者を引きつける新しいスタイルを切り開いてくださいました。体験に加えて資料に基づいた丁寧な下調べと迅速な執筆スピードで、記事の量質どちらにも貢献してくださっています。

佐藤 隼秀氏:ライター

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代表的な記事:1000円でもバカ売れ→大量閉店で最盛期の3分の1まで減った「銀座に志かわ」。《高級食パンブーム》を経た同社がいま売る"意外なモノ"

(授賞理由)

栄枯盛衰が常の外食業界で、現在も続く“かつての人気チェーン店”を巡る連載「あの店は今」。25年3月の開始直後より読者の強い支持を集め、大人気連載へと成長しました。とくに、「最盛期の3分の1に『銀座に志かわ』驚くべき今の姿」は大きな反響がありました。これは、企業などへ丁寧に取材をこなし、読み応えのある分析記事を執筆されたことによるものです。

(ニューウェーブ賞について:今年1年のうちに東洋経済オンラインで執筆を開始された方の中で、特にご活躍され、媒体に新しい風を吹き込んでくださった方に贈る賞)

【クリエイティブ賞】

古関 和典氏:ロケ地研究家、コンテンツツーリズム研究家

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代表的な記事:「まるで無限城!」 『鬼滅の刃』の舞台地とされる《本物そっくりな旅館》が凄すぎた…「鬼滅」を100倍楽しむための“舞台地トリビア”

(授賞理由)

連載「“聖地”巡礼 あの名作の舞台地を訪ねて」では、話題のドラマや映画、アニメ作品の舞台地を紹介するという、「東洋経済オンライン」においてこれまでにない切り口を開拓いただきました。すべての舞台地に実際に足を運ばれ、ただの観光記事ではなく、コンテンツツーリズムの視点から、その地域にどのような影響をおよぼしているのかを分析くださっています。

まるいがんも氏:漫画家 

まるいがんも氏の記事一覧はこちら

代表的な記事:「納期早めて」大口先の無理な要求に部長が放った"まさかの一言"

(授賞理由)

23年11月より開始した漫画「真面目なマジメな真締くん」。着実なペースで更新を重ね、連載の認知度向上とファン層拡大に多大なる貢献をされました。会社員生活で誰もが直面する悩みや疑問をテーマとして巧みにとらえ、真締くんとその同僚たちによるユーモラスなお仕事奮闘記は、多くの読者から深い共感と反響を呼びました。

(クリエイティブ賞について:独自の視点と取材・調査をもとに、ほかのどこにもない唯一無二の記事を世に送り出された方に贈る賞)

【ソーシャルインパクト賞】

末並 俊司氏:ライター

末並氏の記事一覧はこちら

代表的な記事:「この街は発展しない。だからいいんだ」 新宿駅から6分、なのに「素通りされる」街。交通の便がすこぶる良いのに、再開発の波が及ばないワケ

(授賞理由)

「首都圏、住むとちょっといい街」「タワマンだけじゃない街」の2つの街歩き連載をほぼ毎週ペースで執筆し、「東洋経済オンライン」の週末に新たな彩りを加えてくださいました。週刊誌記者の経験が発揮された丹念な取材によって、毎回さまざまな人間模様が浮き彫りになる連載は、多くのファンを獲得しています。

笹間 聖子氏:フリーライター・編集者

笹間氏の記事一覧はこちら

代表的な記事:くら寿司「1000円ホールケーキ」一体なにが凄いか

(授賞理由)

25年2月に始まった連載「外食ビジネスのハテナ特捜最前線」では、さまざまな外食企業の取り組みを精力的に取材し、施策の紹介にとどまらず、その会社の歴史にまで踏み込む記事内容が好評を博しました。また、その高い取材力、執筆力から、多くの新規連載に携わっていただきました。

(ソーシャルインパクト賞について:粘り強い現場取材や調査、専門分野における広い見識に基づいた分析によって、多くの人が直面する社会問題を鋭く切り取り、世の中に議論を巻き起こした方に贈る賞) 

【ロングランヒット賞】

肥沼 和之氏:フリーライター・ジャーナリスト

肥沼氏の記事一覧はこちら

代表的な記事:「タトゥーが入ってる女将の店なんて不味そう」「この恥が!」トチョニカペペさん(25)が、誹謗中傷されても“創業80年の店”を継いだワケ

(授賞理由)

17年から長くご寄稿いただき、連載「歌舞伎町の横顔」「逆境からの人々」では、市井の人を取り上げつつも、多くの人が知らない世界を深掘りする内容でたくさんのヒット記事を生み出していらっしゃいます。取材相手への真摯なインタビューと温かい視点から紡がれる文章は唯一無二の筆致で、ともすれば炎上しがちなテーマでも共感を持って読まれてきました。

武井 保之氏:ライター

武井氏の記事一覧はこちら

代表的な記事:吉沢亮主演『国宝』大ヒットの背景に“歌舞伎ファン”の圧倒的な支持 「上映3時間」「難解なテーマ」ながら、なぜ若者にも支持されるのか?

(授賞理由)

25年の大ヒット作『国宝』『鬼滅の刃』などの映画批評を軸に、エンターテインメント分野で多くの記事をご執筆いただきました。タイムリーな出稿でトレンドをおさえ、巧みな文章構成によって多くのヒット記事を生み出しました。さらに今年は、国内外での街歩き企画などで新境地を拓き、読者層の幅を広げていただきました。

(ロングランヒット賞について:東洋経済オンラインで多数の記事を長年にわたり継続的に執筆され、かつ多くの話題の記事を生み出された方に贈る賞)

【会員コンテンツ特別賞】

西野 智彦氏:ジャーナリスト

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代表的な記事:経営破綻した信組の預金を、東京への出店を条件に東海銀行が肩代わり?銀行不倒神話を生んだ“弥縫策”の真相

(授賞理由)

25年11月に50回を迎えた連載「西野智彦の金融秘録」では、前世紀末の金融危機から、目下の植田日銀体制まで、世間から注目の集まる幅広いテーマを取り上げていただきました。どのテーマも、一級の機密資料や筆者にしかなしえない深い取材に裏打ちされたもので、ビジネスパーソンのみならず、霞が関や金融当局の関係者からの関心も高く、東洋経済でしか読めない「秘録」として注目が集まっています。

下田 知行氏:政策ストラテジスト・立教大学経済学部特任教授

下田氏の記事一覧はこちら

代表的な記事:明日の日銀利上げは確実!しかし円安は止まるか

(授賞理由)

24年12月に始まった連載「日銀&FRBウォッチ」。黒田日銀の異次元金融緩和の政策コミュニケーションを統括するなど、元日銀企画局審議役という経験を生かした緻密な金融・経済政策の分析で、「東洋経済オンライン」の存在感をアピールすることに寄与していただきました。投資家情報として必須となる日米の金融政策決定会合の見通しを的確に読み続け、有料会員読者から高い支持を集めています。

(会員コンテンツ特別賞について:東洋経済オンラインの会員読者向けに、独自の視点でわかりやすい経済情報記事を継続的に執筆された方に贈る賞)

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