「62歳でオンラインゲームに初挑戦」→「毎日6時間練習、子ども・孫世代から拍手喝采」 66歳女性が秋田移住で見つけた"第二の人生"
定年後、何をして過ごすか――。多くの人が漠然と抱える不安に、高齢化率日本一の秋田から、意外な答えが返ってきた。秋田県の総人口に占める満65歳以上の割合は40.3%(令和7年7月1日現在/秋田県発表「令和7年度老人月間関係資料」より)。その秋田に、平均年齢67歳のeスポーツチームがある。「マタギスナイパーズ」だ。
メンバーが配信した動画のXでの最大ビュー数は439万。国内外のチームと対戦を重ね、メディアからひっぱりだこの存在である。メンバーたちはなぜ、第二の人生をeスポーツにかけるのか。知られざる素顔に迫る。
【後編はこちら→→】「ちんぷんかんぷん」連続の70歳が《439万ビュー配信者》になるまで。平均年齢67歳「eスポーツチーム」苦難を乗り越えて出会った"新しい老後"
高齢化率日本一の秋田で活動するシニアeスポーツチーム
「エイムがうまい70歳のおじいちゃん? なにそれ、どういうこと?」
中学生の息子がめずらしく食いつき、スマホで検索を始めた。エイムとは、シューティングゲームで照準を合わせることを意味するゲーム用語だ。息子に、私はドヤ顔で答えた。
「マタギスナイパーズっていうeスポーツのチームがあるんだって。全員がおじいちゃんとおばあちゃんらしいよ」
「マタギスナイパーズ」は日本初のシニアeスポーツチームだ。高齢化率日本一の秋田県を拠点としており、そのコンセプトは「孫にも一目置かれる存在」。プレイするのは、FPS(First Person Shooter)と呼ばれるキャラクター本人の視点で移動するシューティングゲームだ。SNSには「まじでうまい」「判断的確」など賛辞の声があふれ、2024年1月、Xに投稿された対戦動画は439万ビューを超えている。




















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