突然の解雇で職探し「バイトから居酒屋開業」の裏で約7年間「介護を両立」、ドムドム社長が踏ん張り続けた日々
仕事が心の避難場所
「仕事をすることで他のつらさを忘れる」というのは後ろ向きな姿勢で、仕事の取り組み方として正しいとは言い難いかもしれません。けれども、私は仕事があったおかげで介護の日々の自分の心を守ることができました。
夫は糖尿病で入院してから13年、心筋梗塞で倒れてから10年。そのうち6年と7カ月は要介護生活でした。前記事でも紹介したように、私は渋谷109のアパレルショップで働いていたのですが、オーナーの経営方針が変わって解雇。職探し・居酒屋のアルバイトを経て、自分で店を持つようになっていました。
夫が要介護になったとき、施設にお願いすることは考えませんでした。体力的な負担が減るとわかっていてもそうしなかったのは、自分の心の均衡を保つためでした。
仕事を一生懸命するなら、介護も一生懸命しないとバランスが取れそうにないと。自分ができる限りを尽くすことに意味があり、それでこそ夫婦関係もうまくいくと考えたのです。




















無料会員登録はこちら
ログインはこちら