ドムドム社長「39歳で初めての就職先」は"ギャルの聖地"。議員の夫を支える主婦、人生の岐路で飛び込んだ新しい世界
夫の落選と闘病…直面した人生の岐路
短大を卒業した21歳の年に、私は12歳上の夫と結婚しました。夫は墨田区議会議員選挙に当選するやいなや、父の元に結婚の申し込みに来てくれたのです。3年後には息子を授かり、家事と育児に追われながら夫のサポートに努め、平穏な日々が流れていました。
そんな暮らしが崩れ始めたのは、私が36歳のときでした。当時48歳だった夫に重度の病が発覚したのです。ある日、足の親指にできた水ぶくれがベロッと剥がれ落ちました。靴擦れではないのになぜ……? 嫌な予感がして、何事もなく会合に行こうとする夫を説得して、病院に同行しました。
結果は重度の糖尿病による皮膚の壊死。即入院となり、足首切断の可能性もあるような状況でした。夫は年中無休、朝から晩まで働く仕事人間で、皮膚の変化や視力の低下、倦怠感などの不調も、健康診断の結果も、私には隠していたのです。
私は、彼の体調管理に心を配れていなかったことを深く反省しました。入院や手術、通院を続け、ありがたいことに夫の体調は回復し、翌年の選挙でも当選を果たしました。
病気を忘れるほど意欲的に活動し、2年後には都議会議員選挙に挑戦するほど元気を取り戻しました。しかしそこで、わずか700票差の次点で落選してしまったのです。
落選後の候補者の家庭は、少ない睡眠時間で選挙戦を走り抜けたとてつもない疲労感と、やり場のない悔しさ、悲しみ、無力感が溜まった場所になります。
私の父も都議会選挙で敗れた経験があったため、そのつらさは身に染みていました。冷静さを失った私は「なんであのときああしなかったの!」と夫を責めてしまいました。何を言っても状況は変わらないとわかっていながら、やり場のない感情を吐き出さずにはいられなかったのです。



















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