18歳人口が急減する日本では、私立大の半数以上が定員割れで、赤字も4割に達する。一方、研究成果の社会還元など大学の新たな役割も期待されている。では、そんな中で勝ち組となる「本当に強い大学」はどこか?
『本当に強い大学2024』は、入試から教育・研究、就職まで今の大学がわかるテーマを徹底取材し、1冊にまとめた「週刊東洋経済」の臨時増刊号だ。その誌面から、注目記事をお届けする。
2025年度入試は新しい学習指導要領に基づく初の入試となる。新設科目の入試が実施され、出題傾向や受験生の動向が変化するとみられる。
一方、その翌年の26年度入試が「無風」というわけではない。
東京理科大学や成蹊大学、立命館大学といった受験生に人気の大学が学部・学科の新設を発表。とくに立教大学は、池袋キャンパスに「環境学部」を開設し、都心で文理融合型のリベラルアーツ教育を展開するとしている。
共通テストもオンライン出願
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