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ビジネス #SNSロマンス詐欺の全内幕ーー元オリンピック選手が2500万円を失った!

元オリンピアンがはまった罠、「哀しい過去を持つ女」と「人格者の叔父」が巧みな役割分担でマインドコントロール

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「酒井清子」が自身の写真として送ってきた画像

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フェイスブックの「友達申請」を承認したことがきっかけで、元オリンピック選手の中村恒一さん(60代、仮名)は「酒井清子」を名乗る中国籍の女性とSNSで交信するようになった。2023年5月11日のことだ。
SNSを通じてターゲットに接近し、「将来は一緒に暮らそう」などと甘言を弄してマインドコントロールし、最終的に多額の金をだまし取る手口は「ロマンス詐欺」と言われる。昔からある「結婚詐欺」の現代版で、昨今は相手が海外で暮らしているシナリオが多いため「国際ロマンス詐欺」と言われることが多い。
国際ロマンス詐欺の中でも最近増えているのが「2人の将来のために絶対に儲かる投資をしよう」と持ち掛ける投資詐欺との複合型だ。中村さんが被害に遭ったのは、この複合型の可能性がある。
インタビューの第2回は「酒井清子」の叔父で、金融の専門家だという「許成剛」が、中村さんに外国為替取引を指南していく経緯をたどる。

――「酒井清子」を名乗る女性から、金融の専門家だとされる叔父「許成剛」の話が頻出するようになりました。

清子とLINEで交信するようになって一週間が経った2023年の5月18日。朝のあいさつから始まった会話で、私が自分の家族のことを語り、清子自身の生い立ちを詳しく尋ねたときだった。今までにないほどの長文メッセージが送られてきた。

父親の再婚相手である継母から暴力を受けていたこと。そこに、叔父がよく様子を見にきてくれたこと。叔父は本を読んでくれたり、音楽を聴かせてくれたり、ピアノを教えてくれたという。その後、父親が肝がんのために死去。自身も離婚し、流産をしたことなどが記されていた。清子は「このような個人的な情報を共有してくれたことに感謝している」「恒一は孤独ではありません。私たちは一緒に努力して、自分と家族のためにもっと調和のとれた幸せな未来を作ることができます」と語った。

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