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総まくり!有名大学の最新動向⑥「産近甲龍」。京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学

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大阪府堺市に「おおさかメディカルキャンパス」を開設する近畿大学 (撮影:今井康一)
18歳人口が急減する日本。オンラインなど多様な学びが広がる中、日本の大学は今後どう変わっていくのか? そして、そんな中で勝ち組となる「本当に強い大学」はどこか?
『週刊東洋経済』では毎年、臨時増刊『本当に強い大学』を刊行し、最新の大学の現状や課題をまとめている(2025年版の購入はこちら)。

京都産業大学は26年度、文化学部を「京都文化学科」「国際文化学科」の2学科制から、「文化構想学科」「京都文化学科」「文化観光学科」の3学科制に改める。新設の「文化構想学科」は国際文化学科の発展形で、世界の歴史、思想、文学、芸術を学ぶ。「文化観光学科」では、観光の振興を通じて、地域活性化、異文化交流、世界平和を目指す。

全学科を通じて、生成AIやデータサイエンスを活用。従来の文化学にデジタル技術を取り入れたデジタルヒューマニティーズ(人文情報学)を学ぶ。学科横断の英語特別コースを設置し、3学科間の英語学習コミュニティー形成も支援する。

近畿大は看護学部新設

近畿大学は25年、大阪府堺市に「おおさかメディカルキャンパス」を開設。大阪狭山キャンパスから、医学部と近畿大学病院が移転する。新キャンパスは南海泉北線の泉ケ丘駅前で、駅からは屋根付きの歩行者専用デッキが設けられる。大学、病院いずれの建物も25年7月完成予定だ。

26年度には、同キャンパスに看護学部が新設される。入学定員は110名。医学部や薬学部の学生と専門職連携を学ぶ科目、地域を舞台とするフィールドワーク等が学びの特色だ。同学部誕生に伴い、附属看護専門学校は27年度以降の学生募集を停止する。

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