企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)や人手不足などを背景に、コンサルティング業界は2026年も成長を続ける。
IDC Japanによると、24年の国内市場規模は前年比10.8%増の7987億円だった。26年以降の伸びはわずかに減速するが、年率10%のペースで成長を続け、29年に市場は1兆2832億円に達すると予測されている。

AIの活用支援が成長ドライバーに
大手コンサル各社にとって、今後の成長ドライバーになるとみられるのが、AIの活用支援だ。
野村総合研究所の柳澤花芽社長は、「(顧客側で)以前は2人体制で行っていた業務をワンオペにしなければいけない、という話をよく聞く。現場におけるオペレーションの質を保つためには、省人化対応として業務を自律的にこなすAIエージェントを置かないといけない」と指摘する。



















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