大手SIerが「上流」を目指す理由
NTTデータ、富士通、NECなどの大手SIer(システム・
「経営の相談相手になる」「SI(システム・
SI事業において、上流のコンサルティング段階から関与できれば、後続の開発工程(SI)受注の確度は格段に高まります。
そして実は、SIはコンサルティング・ファームにとっても“稼ぎどころ”なのです。私が総合系ファームにいた30年前から、この構造は変わっていません。
この10年でアクセンチュアや、いわゆる「ビッグ4」と呼ばれるコンサルティング・ファームが急成長し、上流から入り込んでその流れでSIを獲得する動きが拡大しました。
この流れを看過できなくなったことが、大手SIerがコンサルティング強化に踏み出す最大の理由といえます。
もっとも、SIerによるコンサルティング進出は過去にも試みられましたが、成功例は多くありません。
果たして今回のチャレンジはうまくいくのでしょうか?


















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