JTの加熱式たばこ「プルーム」がシェア2位に浮上も、「王者アイコス」の高い壁⋯51歳新社長が明かす逆転への秘策とは?
トップの背中は遠いがチャンスはある
――25年5月に加熱式たばこ「Ploom AURA(プルーム・オーラ)」を発売しました。JTは国内の加熱式のシェアが15.7%となり、英ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)の「glo(グロー)」を抜いて2位になったと発表しました。ただ、首位を走るPMI「アイコス」は、70%近いシェアで圧倒的な存在感を示しています。
加熱式たばこは、生まれて10年ぐらいの若い市場だ。お客さん自身も若く、いろんなものを試してみる意欲のある人がたくさんいる。今日のマーケットシェアの姿が5年、10年先の姿を決める段階には来ていない。
トップの背中はまだ遠いが、イノベーションに加えて、それをしっかり顧客に届けていく力をつければ、チャンスはまだまだあると思っている。
――逆転のチャンスはどこにあると考えていますか。
紙巻きたばこの世界だと、一度嗜好が固まると、あまり動かない。長年それを吸っていただくのはビジネスとしても重要で、さらにそのお客さんに「こっち(加熱式)に行きましょう」と言っても、簡単には変えていただけない。
ただ、今、世の中に出ている自社や他社の製品を上回るものが作れると思っている。一発逆転できるかどうかわからないが、シェアは十分に巻き返せると思っている。





















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