「雇ってはいけない"危ないコンサル"」を見抜く3つの重大注意ポイント

雇ってはいけない「危ないコンサル」の見分け方を解説します(写真:nonpii/PIXTA)
ローランド・ベルガー、KPMG FASなどでパートナーを務め、経営コンサルタントとして「40年の実績」を有し、「企業のDX支援」を多く手がけている大野隆司氏。
この連載では大野氏が自身の経験や大手・中小企業の現状を交えながらDXの効果が出ない理由、陥りやすい失敗、DXの将来性について語る。
今回は「雇ってはいけない『危ないコンサル』の見分け方」を解説する。
「経歴詐称」が発覚して
先日、大手企業の役員のAさんから「Bさんってご存じですか?」とプライベートのチャットがきました。
Aさんは昔のクライアントで、その後も友人として交流をしており、カジュアルに相談がきたという次第です。
DX部門のマネージャーの候補者として人事から職務経歴書が回ってきたのですが、「どうも違和感があるので……」とのことでした。
結論から言いますと、私はBさんと(非常に短期間ですが)仕事をした経験があり「実態」を知っていました。
仕事を短期間で終えたのは、「経歴詐称」が発覚し、リリースしたからです。
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