ジンバブエの独裁者ロバート・ムガベは2000年、同国の国営宝くじで最高賞を獲得した。その理由は単純明快だ。彼にはそれができたからだ。
ムガベが37年にわたる統治でそうしたように、権力者を抑える制度を破壊してしまえば、個人の富の蓄積、権力拡大、あるいは単なる娯楽のために何でも支配できるのだ。既存のルール体系が茶番であることを示すこと以上に、無制限の権力を誇示する手段があるだろうか。このような行為が規範や制度に与える損害は、その設計の一部なのだ。
ムガベの宝くじのようなことは、トランプ政権が最近行った2つの決定に反映されており、そのいずれもが、トランプ氏の将来の行動に対するあらゆる制約を取り除くことを目指す政策を推進するものだ。
その2つとはイランへの攻撃とアンソロピックの排除だ。
中東地域に長期にわたる不安定な状況を引き起こす
アメリカとイスラエルはイランへの共同攻撃を実施し、同国の最高指導者であるアヤトラ・アリー・ハメネイを殺害した。人的被害や直後の混乱はさておき、この攻撃が中東地域に長期にわたる不安定な状況を引き起こすことは明らかである。
確かに、イラン政権は抑圧的であり、イラン国民の経済的・社会的福祉にとって有害であった。ハメネイ、指導層、そして恐れられるイスラム革命防衛隊は、今年に入ってからだけでも数万人の抗議者を殺害・逮捕するなど、その手に血を塗っていた。























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