小学校「朝7時に開門」、小1の壁を解消へ"子どものためなら"と対応せざるをえない学校のしんどさも《高崎市と三鷹市で起きていること》

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小学生の登校の様子
小学校に入学すると保育園との登園時間との違いから、朝1人で過ごさなければならない……という子どももいる(写真:: kapinon / PIXTA)

居場所に困る子どもたち――小学校の校門を朝早くに開ける「早朝開門」の言葉を聞くたびに、このフレーズが頭をかすめる。

共働きや1人親世帯などで保護者が早朝に出勤してしまう子どもたちは家にいられず、早めに登校することになる。しかし早朝の校門は閉ざされたままで、子どもたちは校門の前で待ちつづけるしかない。居場所がないのだ。

幼稚園や保育園なら有料の「早朝預かり」もあったりするが、費用を自治体が負担しなければならない公立小学校では難しい問題ではある。そして小学校に進学したとたんに居場所を失ってしまうということが起きており、「小1の壁」という言葉さえ生まれている。

高崎市の小学校58校で開門時間7時に

この状況に対応するため群馬県高崎市では、今年4月(2026年度)から市内すべての小学校58校で開門時間を午前7時にすることにした。これ自体は、小1の壁に取り組む大きな一歩ではある。

ただし、全群馬教職員組合(全郡教)が市内の小中学校と特別支援学校の教職員約3200人を対象に賛否を問うアンケートを実施したところ、「回答者の約96%の613人が反対」(『朝日新聞』電子版25年11月26日)だった。

早朝開門でトラブルが起きた場合の対応が結局は教員の負担になる、というのが大きな理由である。

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