実は現場で読まれていない「学習指導要領」…最強メンバーによる《学校の自律性拡大目指す改訂》の議論を元文科省キャリア官僚が評価する訳

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学習指導要領を読んでいる人
現在、文部科学省で学習指導要領改訂の議論が行われている(写真:mits / PIXTA)

「寺田さん、学校現場には、学習指導要領で教育を語る文化はないんですよ」

教育委員会で仕事をしていて、ある指導主事に言われた言葉です。

先生方、学習指導要領、どれぐらい読んでいますか? 「校内研・公開研や指導主事の計画訪問の時、指導案作成のために該当部分だけ読む」。そんなところでしょうか。

本体と解説を合わせて約2300ページもある学習指導要領(小学校、参考資料と付録を除く)。「読み込んで使いこなすには、労力も時間も足りない」。それが本音ではないかと思います。

今回のチームは「最強メンバー」

現在、文部科学省で学習指導要領改訂の議論が行われています。しかし、もし本当に「学校現場には、学習指導要領で教育を語る文化はない」としたら、何をしたって無駄でしょう。どんなによいものを作っても結果は同じ。だってなんせ「読まれない」んですから。

ということで、残念ながらゲームセットなのですが、一応、お伝えしておきたいことがあります。それは、今回の文科省の担当チームは「最強メンバー」だということです。

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