
疲労しないために、日々の生活で心がけるべきこととは?(写真: Kostiantyn Postumitenko/PIXTA)
まったく自慢できない話だが、疲れていることが自分でもわかる。嫌というほどわかってしまうのだから、さらに嫌になって余計疲れる。しかも、はっきりしていることがひとつある。
肉体的にではなく、精神的に疲れているということだ。
などネガティブなことばかりを書いてみたところで意味ないが、そんな状況にあるからこそ、『疲労学:毎日がんばるあなたのための』(片野秀樹 著、東洋経済新報社)のことが気になってしまったのである。
休養学の研究者が今度は疲労に焦点を当てた
昨年、『休養学』(東洋経済新報社)で話題を呼んだ著者による新刊。著者は一般社団法人日本リカバリー協会代表理事であり、「休養学」という学問を提唱している人物である。そうした活動から得た実績をもとに、今回は「疲労」に焦点を当てているのだ。
『休養学』では、単に寝たり、横になったりするのではなく、どんな休み方をすれば最も効果的に疲れがとれるのか詳しくご紹介しました。
一方で、いかに疲労を少なくするかも、同じくらい大事なことです。疲労が少なければ、それだけ休養にあてる時間も少なくて済み、効率がよくなるはずだからです。
そこで、疲れを抑制する行動、そして疲れを少なくする思考法、さらには疲れにくくなる食事法をご紹介したいと思ってできたのが本書です。
(「はじめに」より)
この3つを実践することにより、かなり疲労は抑えられるのだという。
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