「都合のいい解釈ばかりしてない?」——"AIとの壁打ち"で確証バイアスを減らす新習慣。「今のままで十分幸せ」は認知のクセかも
「今のままで十分幸せ」は認知のクセかも
私たちの認知のクセの一つに「現状維持バイアス」があります。人は変化より現状維持を望む性質があるので、新しいことを始めるときに「めんどうくさい」「もし失敗したら」とネガティブアフェクトを感じ、今のままで十分だと考える傾向があるのです。
たとえば今まで住んでいたマンションを売って、一戸建てに転居するか迷っているとします。「一戸建ては値段が高いし、引っ越しにお金もかかる。マンションのリフォームもしたのにあえて引っ越さなくても……」と思うのが現状維持バイアスです。
さらに、「埋没コスト」も気になります。それは「一度何かを始めると、費やしたお金や時間、労力を取り戻そうとしてしまう」こと。
代表例は、イギリスとフランスで共同開発していた、ロンドン―パリ間を高速で移動できる超音速旅客機コンコルドです。プロジェクトは難航し、採算がとれないと明らかだったにもかかわらず、両国政府は中止を決められないまま30年近く投資し続け、大赤字の末、結局は開発を中止したのです。


















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