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インドのマハラジャマック、アフリカの芸術的な店舗…クセが強すぎる世界のマクドナルドに驚き。世界一周で気づいた"マック巡り"の楽しみ方

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  • 浦上 早苗 経済ジャーナリスト、法政大学MBA兼任教員(コミュニケーションマネジメント)
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ベトナムのマックもコメを使ったメニューがある(左)、ドリンクの中にはベトナムコーヒーも(右)(写真:筆者撮影)

インドでマハラジャマックを食べる

あちこち訪問した中でもインドのマックはとにかくクセが強かった。

マックと言えば牛肉のハンバーガーだが、ヒンドゥー教徒が国民の多数を占めるインドのマックに牛肉メニューはない。そしてビッグマックの代替物としてベジタリアン向けの「マハラジャマック」なるものが売られている。

ジャイプール観光で利用したリキシャ(トゥクトゥク)の運転手に「マックで昼ご飯を食べたい」と言ってみたら、怪訝な表情で「インドでマックは人気がないよ。君は物好きだね」と返され、日本人旅行者に人気だというカレーの店に連れて行かれた。

仕方がないのでホテルに戻った後、わざわざウーバーを呼んでマックに行った。

インドのマックは想像していた以上に独自色が強かった。バターパニールグリルドバーガーなど鶏肉を使ったバーガーがメインで、筆者が訪問したときは期間限定でコリアンバーガーフェアをやっていた。

鶏肉をコチュジャンで味付けした韓国風味のハンバーガーという説明書きを見て、「なぜインドで韓国バーガー?」と不思議に思ったが、店員によるとK-POP人気にあやかったそうだ。

インドのマックのハンバーガーメニュー。「マハラジャマック」や「バターパニールグリルドバーガー」など個性的(写真:筆者撮影)
インドのマックでは期間限定で韓国フェアがやっていた(左)、ドリンクにマンゴーラッシーを選べた(右)(写真:筆者撮影)
インドのマックのスイーツメニュー。マンゴーソフトが気になった(写真:筆者撮影)

気になるメニューが多すぎて目移りするが、ここは初志貫徹でマハラジャマックを注文する。

いつものようにオーダー端末を操作すると、初期設定から英語になっていて、ヒンディー語には対応していない。ヒンディー語しか話さないような客はそもそもターゲット外なのか、とにもかくにも潔い。

インドのマックのオーダー端末は英語メニューしかなかった。ヒンディー語になぜ対応していないのだろうか(左)、ジャイプールのマックで出会ったドナルドは顔が少しおかしかった(右)(写真:筆者撮影)

ドリンクはマサラチャイと迷った末、マンゴーラッシーを選択した。クレジットカードで決済しようとすると、すぐそばのカウンターからこちらを見ていた店員に「レシートの紙が切れているからその端末は止めているの。こっちに来て」と声を掛けられた。

え、だったら早く言ってよ。

牛肉の代わりにコーン&チーズでパティを作ったマハラジャマックはかなり分厚く、潰しながら食べた。もっさりした食感で、肉よりもお腹が膨れる気がした。

コーンとチーズでパティを作ったマハラジャマック(写真:筆者撮影)

午後6時すぎだったが客はまばらで、外国人女性が珍しいのか他の客の視線を感じる。

周囲の客はだいたいソフトクリームを食べている。ここで気づいた。スイーツメニューが豊富な国は、裏を返せばハンバーガーとフライドポテトだけでは客を呼べないのかもしれない。

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【お馴染みのマックが世界では尖っていた】

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