このへんはやっぱり慶応の学生さんが多い。うちにもたくさん来てくれますね」

「恥ずかしいから写真は後ろからにしてね」と西原さん(筆者撮影)

「サンティノ」のケーキセット(800円)(筆者撮影)

「サンティノ」外観(筆者撮影)
西原さんに街の住みよさについて聞くと、
「やっぱり交通の便の良さじゃないかな。渋谷にも横浜にも東急線一本、両方とも十数分で到着ですよ。どっちも通勤圏内だから、そういう意味じゃ住むにはいい街だね。
ただ、日吉の駅の周りは家賃が高いから、やっぱり下(日吉本町駅近く)に住む人が増えてるみたいですね。あっちは新しいマンションもどんどんできているし、そういう選択肢が多いのもこの街の利点だと思いますよ」
地域の子どもたちが慶応大に親しむ背景
前出、横浜日吉新聞の編集長西村さんはこう話す。
「私も子育て時代は日吉駅の近くのマンションに住んでいました。慶応大学の敷地内は緑も多くて子どもを遊ばせるには絶好の場所なんですよ。大学側も住民に対して開放的なんですよね。
うちの子なんか、小さいころは休みのたんびに“ケイヨーに行くケイヨーに行く”って、せがんでました。“ケイオウ”と発音できないくせに、楽しい場所だということだけは認識してたんですね(笑)」

慶応大学日吉キャンパスのイチョウ並木(筆者撮影)
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