
(写真:Kiyoshi Ota/Bloomberg)
日本にもポピュリズムの時代が到来したのだろうか。
筆者は最近まで割合に楽観的だった。その理由は人手不足にある。確かに経済格差は拡大傾向にあるが、雇用が最悪だったのは、金融危機によって日本的な長期雇用保障が崩壊し非正規雇用が急増した就職氷河期だった。今では雇用は売り手市場と化し、「ブラック企業」という言葉を耳にすることも少なくなった。
外国人問題にしても、欧米と比べれば外国人の数自体が大幅に少ないし、人手不足の日本で雇用を脅かす懸念もあまりない。介護や飲食業をはじめ、外国人なしには産業が成り立たない分野も多いことは、誰もが知っているはずだ。
記事全文を読むには有料会員登録が必要です。
(残り 1141文字 です)
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
【9/30(火)まで】 年額プラン2,000円OFFクーポン 配布中!
詳細はこちらから
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら