「新鮮な生肉しか食べない」「冷凍のマウスをさばいて与える」「診察1回で3万円」家で飼うには苦労も多い≪フクロウ≫、それでも飼う理由

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ベンガルワシミミズク
ベンガルワシミミズクのガルー。大きな目が顔の前面についていて、確かにかわいい(写真提供:げんさん)
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かつてペットといえば「犬か猫」が当たり前だった。だが近年、都市部を中心に静かに広がっているのが、「小動物」との暮らしである。
ハムスター、文鳥、レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)、ハリネズミ、デグー――。
ペット不可あるいは「小動物のみ可」の集合住宅でも受け入れやすく、また、共働き・単身者・子育て家庭など多様なライフスタイルにフィットしやすい。
この連載では、「ワンでもニャンでもない家族」と暮らす人々に話を聞き、制約の多い都市生活のなかで見つけた、“静かで確かなつながり”を探っていく。
第3回となる今回は、ベンガルワシミミズクと暮らす男性に話を聞いた。

縁起のいい鳥・フクロウ

『不苦労』。

古くから、苦労知らずになる縁起の良い鳥と言われているフクロウ。適切な繁殖者から購入すれば資格がなくても飼えるが、個人で飼育するにはやはり少々苦労の多い鳥でもある。

映画『ハリー・ポッター』への登場により世界的なブームとなったが、鳥類が苦手な人にとっては、フクロウのかわいさには若干の疑問があるだろう。しかし、SNSをのぞいてみると、意外にかわいくなくもない。写真映りの問題だろうか。飼い主さんに聞いてみた。

「鳥類は、普通目が横についているでしょう?でもフクロウは犬や猫みたいに、大きくてくりくりした目が、顔の前面についているんです。だからかわいく見えるんじゃないでしょうか」

本連載では、小動物を飼育されている方を対象に、取材にご協力いただける方を募集しています。ご協力いただける方はこちらのフォームからご応募ください。
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