北朝鮮との国境沿いにある中国の丹東市では、街中のあちらこちらで北朝鮮のお土産が売られている。北朝鮮産のお酒やお菓子、記念切手や記念通貨……。店舗前に北朝鮮の国旗が掲げられている店も少なくない。
アメリカ軍に破壊された「断橋」から見えた北朝鮮の景色
私は2025年12月15~19日まで、一人旅で中国を訪れた。
前編記事:日中便「減便」→移動20時間で中国へ…"関係悪化"のさなかの中国で見た「日本人への空気感」と「北朝鮮との国境都市」の実像
北朝鮮との国境にある丹東市には3日間ほど滞在した。丹東市に到着したのは旅の2日目の午後8時過ぎだ。初日は少しだけ市内観光をした後、1泊3000円のホテルで爆睡。翌日は市内を1時間ほどブラブラ歩いてから、中国と北朝鮮との国境沿いの川を目指した。
中国と北朝鮮を結んでいる橋(道路と鉄道の併用橋)の隣には、朝鮮戦争中にアメリカ軍がB29爆撃機などで破壊した「断橋」が保存されている。現在は展望台として利用されており、破壊された箇所の近くまで歩いて行くことができる。私は620円のチケットを購入。北朝鮮側に向かって断橋を突き進んだ。


















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