「とりあえずノーネクタイ」40代のジャケット姿から漂う強烈な違和感の正体

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(写真:Graphs/PIXTA)

通年ノーネクタイを許容する企業が増え、もはやネクタイは特別な日のものという声も聞きます。一方、普段のジャケット姿が「なんとなく締まらない」という悩みをお持ちの方も多いようです。

この現象、じつは軽装と略装を誤認しているときに生じています。両者の違いを知れば、ノーネクタイの着こなしは別物に仕上がるはず。そこで通年ノーネクタイ時代における、着こなしの新常識をお伝えします。

体形が原因ではない? お腹のシワ問題

どちらもノーネクタイですが、「ジャケット姿」と、クールビズの「ノージャケット姿」は別物です。ここを取り違えたとき、ジャケット姿が「なんとなく締まらない」という状況に陥ります。

ノーネクタイにおけるシャツの基本形は、襟先が浮かないボタンダウン。これは常識レベルにまで定着しましたが、その一方で、シャツをタックインしたときに生じる「お腹まわりのシワ」は、あまり問題視されていません。ところが、これこそ清潔感を損なう最大の原因だと私は捉えています。

スラックスにシャツをタックイン(裾を入れる)している以上、立ったり座ったりと動くたびにウエストのシャツ生地は引っ張られるため、必ずお腹まわりに「余りジワ(たるみ)」が発生します。

スーツ発祥の地とされるイギリスでは、そもそもワイシャツは下着とされており、スリーピースと呼ばれるベストを着ることで、シャツのたるみやシワを物理的に隠してきました。またベストがないツーピースのジャケットであっても、人の視線は「首元のネクタイ」に集まるため、お腹のシワはさほど気になりません。

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