私は最上階の大浴場のサウナで、ガラス越しに北朝鮮を眺めながら心身を回復。部屋に戻った後はコーヒーを飲みながら夕焼けと夜景、北朝鮮の景色の変化を楽しんだ。地上からではわからなかったが、北朝鮮側は意外とたくさんのライトが光っている。深夜24時を過ぎても、北朝鮮側にはパラパラと明かりが灯っていた。
中国側の明るさとは比べものにならないが、少なくとも丹東市から見える北朝鮮の光景は、私たち日本人が抱いている北朝鮮のイメージと異なり、近代的な建造物が目立っているようだ。
19時頃に夕食を食べるためにホテルを出た私は、食後に固定式双眼鏡(5分120円)を使って北朝鮮を眺めた。双眼鏡からは真っ暗な高層ビルや、半分くらい明かりが点いているビル(おそらく集合住宅)が確認できた。川沿いのライトはやけに明るく、赤色と白色に点滅している光が見えた。川沿いの建物の窓ガラスは光を反射していたので、もしかしたら寒さ対策などで何かを張っているのかもしれない。
なお北朝鮮の夜空には、日本と同じようにオリオン座が輝いていた。
北朝鮮産のボディソープを使ってみた正直な感想
ホテルに戻った後、私は昼間に土産物屋で購入した、北朝鮮産のボディソープ(1個330円)を使ってみることにした。
高級感あるクリアな黄金色の固形せっけんの中には、なんと小さな高麗人参が入っており、かなり興味深い見た目をしている。せっけんの香りは、うーん、甘い漢方みたいな感じだろうか。どことなくリッチな感じがする香りだ。せっけんの泡立ちは良好だった。水に濡らすと固形が崩れてしまうなどの不具合もなかった。


















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