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学歴・人脈・業績の5つの戦略で5年で大学教員に。大病院勤務中に同志社大学で博士号取得。アカデミックシフト 社会人から大学教授になる方法③

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同志社大学大学院スポーツ健康科学研究科の学位授与式(中央が植田篤史さん、左は、指導教員である中村康雄教授、右は竹田正樹前学部長)(写真:植田篤史さん提供)

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追手門学院大学客員教授でもある西田浩史氏が、大学教員の「選別ロジック」の実態を解き明かす連載の第3回(隔週連載)。5年という短期で“正規“大学教員になった理学療法士がいる。大学教員の世界では、学位や実績を重ねても万年、非正規ポストにとどまり続けるケースも珍しくない。カギとなったのは、「学歴」「人間関係・人脈」「職歴」「業績」を一貫した設計図の下で積み上げていく5つの独自戦略だった。
今回は、病院勤務→同志社大学大学院スポーツ健康科学研究科→関西福祉科学大学助教の植田篤史さんの事例を基に解説する。

わずか5年で大学教員へ

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前回は、筆者が300人を超える実務家教員への徹底調査から導き出した、門外不出の「社会人が大学教員になるまでの6ステップ」「脱落(中退)の4つの壁」「大学教員になりやすい職業の確率」を明らかにした。

今回から、実際に大学教員ポストを得た人たちをご紹介していく。

トップバッターは、関西福祉科学大学保健医療学部で助教として教壇に立つ植田篤史さんだ。18歳(大学入学)以降に積み上げた「学歴」「人間関係・人脈」「職歴」「業績」の段階的な積み重ねによって、理学療法士として病院勤務から大学教員のポストを短期間で得た研究者だ。

計画開始からわずか5年で、助教という「正規雇用」の大学教員になった。どんなに学歴や職歴が素晴らしくても“万年非正規“も珍しくない大学教員の世界だが、植田さんは、比較的早い段階でポストを得た好事例といえるだろう。

そこには大きく5つの戦略があった。

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