1910年創業、原子炉から冷蔵庫まで手がけ、日本を代表するコングロマリット(複合企業)の日立製作所。
2009年3月期にリーマンショックの影響もあって、7873億円の最終赤字を計上した後、構造改革を推し進めた結果、利益率は大幅に上昇。事業ポートフォリオ入れ替えの成功例とされている。
「御三家」含め有力子会社を軒並み売却
その過程で、かつて「日立御三家」と言われた、日立化成工業(現レゾナック)、日立金属(現プロテリアル)、日立電線(13年に日立金属が吸収合併)のほか、日立物流(現ロジスティード)や日立キャピタル(現三菱HCキャピタル)などを売却。昨年11月には日立建機の株式の一部も売却し、持ち分適用から外した(同社は27年に社名をランドクロスに変更予定)。
一方で、15年にイタリアの鉄道会社、アンサルドブレダとアンサルドSTSを傘下に収めたのを皮切りに、海外企業の買収を積極化した。20年にはスイスのABBから送配電事業、24年にはフランス・タレスの信号事業を買収したほか、21年には約1兆円を投じてアメリカのデジタルエンジニアリング企業、グローバルロジックを手に入れた。



















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