金属の切削に欠かせない工作機械。その受注動向は設備投資の指標にもなっている。では2026年1月の受注結果はどうだったのか (写真:phuchit/PIXTA)
工作機械は、主に金属を切削・研削し、部品や金型を加工する機械のことだ。さまざまな機械が工作機械によって加工された部品や金型を使っていることから、「機械を作る機械」「マザーマシン」とも呼ばれる。
工作機械の受注増は、ユーザーであるメーカー側に「設備投資への意欲」があることを示しているため、景気の先行指標として市場関係者の関心は高い。業界団体である日本工作機械工業会(日工会)では、毎月、会員企業からの受注状況を集計し、月次で速報と確報を発表している。
今回は、2月26日に発表された1月分の受注統計(確報)の結果をお伝えする。
1月としては歴代2番目の受注額
1月の受注総額は1455.8億円。前月比は年末の駆け込み需要の反動でマイナス8.2%となったものの、前年同月比はプラス25.3%と高い伸び率となった。前年同月比でのプラスは7カ月連続で、1月としては2018年の1544億円に次ぐ2番目に多い受注額となっている。
ただ、内訳を見ると、引き続き「外需の好調、内需の回復遅れ」が際立つ。

内需は326.2億円で、前月比マイナス18.2%。前年同月比こそプラス2.0%と、3カ月ぶりに増加したが、伸び悩む状況が続いている。
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