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救済から成長へ、建設業界「M&A戦略」の大転換。大成と清水がマリコン買収、注目は異業種の動向

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高層ビルの建築現場
(撮影:尾形文繁)

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国内市場縮小やグローバル競争激化、テクノロジーの進化など、環境変化の波が大きくなる中、各業界でM&Aや事業統合、提携が相次いでいる。本特集では『会社四季報 業界地図』と完全コラボ。注目業界を中心に、再編の歴史を踏まえながら最新動向と今後の見通しを解説・予測する。

マリコンとの関係を深める動き

ゼネコン業界に再編の波が押し寄せている。

スーパーゼネコンの大成建設は2025年12月、マリコン(海洋土木)大手の東洋建設を完全子会社化した。26年1月には、スーパーゼネコンの清水建設がマリコンのあおみ建設の買収を発表。清水建設は、「土木事業分野および今後市場の成長が期待される洋上風力事業分野における協働・融合を図る」と説明する。

洋上風力発電施設の建設では、工事に必要なSEP船(自己昇降式作業台船)の建造に大きな投資が必要だ。ゼネコン最大手・鹿島とマリコン最大手・五洋建設などによるSEP船の共同保有といった各社の連携が進む。

ゼネコンも、海洋土木は脱炭素としての洋上風力や、安全保障面からの港湾整備といった魅力が大きい。今後もマリコンとの関係を深める動きは続きそうだ。

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