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後発医薬品業界は新薬大手も参戦で「三つ巴」の再編へ。政府がバックアップ、進む品目統合

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薬の入ったトレイを持つ薬剤師
後発薬業界では本格的な再編が動き出している(写真:PIXTA)

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国内市場縮小やグローバル競争激化、テクノロジーの進化など、環境変化の波が大きくなる中、各業界でM&Aや事業統合、提携が相次いでいる。本特集では『会社四季報 業界地図』と完全コラボ。注目業界を中心に、再編の歴史を踏まえながら最新動向と今後の見通しを解説・予測する。

約190もの企業がひしめく後発医薬品業界。オーナー系企業が多いこともあり、これまで大規模な再編はなかった。それがここ1年、企業同士が製造面で手を組む動きが活発化。先発薬(新薬)企業も参戦した大再編が始まろうとしている。

注目浴びる最大手・東和薬品

目下、業界内では大きく3グループが形成されている。2025年6月に始動したのが、明治系のMeiji Seika ファルマダイトが指揮を執る「新・コンソーシアム」。辰巳化学日本ケミファなど計8社が参画する。

2つ目が、大手の日医工を中心としたグループ。同年7月、投資ファンド傘下でアンドファーマが発足した。この持ち株会社に、子会社として日医工、共和薬品工業T'sファーマがぶら下がる。日医工は同じく大手の沢井製薬ニプロともそれぞれ手を結ぶ。

行方が注目されていたのが、最大手の東和薬品。複数社と提携交渉をしていることを明かしていたが、26年1月下旬に先発薬大手・大塚製薬との協業を発表した。特許の切れた先発薬(長期収載品)と後発薬の製造などで手を組む。

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