「不祥事を起こした俳優を使うなんてありえない」フジ『102回目のプロポーズ』出演の唐田えりかと伊藤健太郎を"批判する人たち"の危うさ

「名作『101回目のプロポーズ』が、34年の時を経て続編決定」
このニュースが複数回にわたってYahoo!トピックスのトップを飾るなど、大きな反響を集めています。
しかし、続編「102回目のプロポーズ」(フジテレビ系)に対するネット上のコメントは、現状、その大半が否定的なもので占められています。
「34年前のドラマで結ばれた矢吹薫(浅野温子)と星野達郎(武田鉄矢)がその後結婚し、生まれた娘のラブストーリー」というコンセプトは実際の時間軸に合う自然なものに見えますが、なぜここまで否定的な声があがってしまうのでしょうか。
そもそもドラマの続編は名作であるほど「第1弾を超えられない」「好きな作品を汚される」などの理由から否定的な声があがることが定番のようになっていました。しかも今回のように、第1弾終了から続編までの時間が空くほど反発の声が高まる傾向があります。
「純愛三部作」にふさわしくない
さらに今回、批判の傾向として見られるのは、特にドラマフリークから不満の声があがっていること。その主な理由は、続編の企画者が、心理や情景の描写より過激な設定や展開を優先させる鈴木おさむさんだったことでした。
ドラマ「奪い愛」シリーズ、「M 愛すべき人がいて」「離婚しない男-サレ夫と悪嫁の騙し愛-」(いずれもテレビ朝日系)などの作風から、「バラエティの構成作家でドラマの脚本家ではない」というニュアンスの指摘も散見されます。
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