「とんでもない再現度」 映画『宝島』の沖縄ロケセットが凄すぎた…現地の人が思わず涙した、《当時のまんま》のロケ地全貌

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宝島
妻夫木聡さん主演の映画『宝島』の舞台は、アメリカ統治下の沖縄です(©真藤順丈/講談社 ©2025「宝島」製作委員会)

9月19日公開の映画『宝島』。大ヒット中の映画『国宝』を超える3時間11分の上映時間の大作で、公開前から話題となっています。

舞台は、アメリカ統治下の沖縄。

当時の世相を表す「戦果アギヤー」と呼ばれる若者たちの葛藤や成長をリアルに描きながら、これまであまり描かれることのなかった当時の沖縄の難しい時代背景を表現した感動超大作です。

原作は、第160回直木賞受賞作である、真藤順丈さんの『宝島』(講談社文庫)。映画『るろうに剣心』シリーズや『レジェンド&バタフライ』、NHK大河ドラマ「龍馬伝」などを手がけた大友啓史さんがメガホンを取りました。

総製作費は約25億円。原作小説のエネルギーと世界観をエンターテインメントとして見事に昇華させた作品であると言えます。 

【写真を見る】現地の人も「思わず涙した」とんでもない再現度…《沖縄「辺野古アップルタウン」》のロケセット(18枚)

「アメリカ統治下の沖縄」どうだった?

映画では、そんな沖縄で生まれ育った幼馴染のグスク(妻夫木聡さん・主演)、ヤマコ(広瀬すずさん)、レイ(窪田正孝さん)を中心に、彼らが慕う「戦果アギヤー」のリーダー・オン(永山瑛太さん)など、当時の沖縄を生きた個性的なキャラクターたちの人間ドラマが繰り広げられます。

宝島
作中に登場する「戦果アギヤー」たち(©真藤順丈/講談社 ©2025「宝島」製作委員会)
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