「長野オリンピック」の選手村だった場所は今ーー(写真:筆者撮影)
思わず足を止めて眺めてしまうような、街中にある少し変わった形をした物件ーー。
いったいなぜ、そのような形になったのか。そこには、どんなドラマがあり、どのような生活が営まれているのか。
連載「『フシギな物件』のぞいて見てもいいですか?」では、有識者や不動産関係者に話を聞き、“不思議な物件”をめぐるさまざまな事情に迫る。
個性的な住棟に水路が走る「フシギなまち」
上野から北陸新幹線「あさま」に乗る。大宮、高崎、軽井沢、上田を抜け、1時間半ほどで終点の「長野」に着いた。
改札を出てコンコースを歩くと、見覚えのある絵が目に入った。1998年に長野で開催された冬季オリンピックのエンブレムである。
テレビで見た映像がうっすらよみがえるなか、在来線に乗り換え、信越本線で篠ノ井方面へ。犀川を渡り川中島駅を過ぎると、車窓に田園風景が広がった。次の「今井駅」で下車した。
さて、今回のフシギな物件は、この今井駅のそばに存在する。特殊な歴史があり、ユニークな造形の住棟があると聞く。同県出身の筆者は長年その存在が気になっていた。
トピックボードAD
有料会員限定記事
ライフの人気記事



















無料会員登録はこちら
ログインはこちら