高配当利回りは魅力だが、収益が変動すれば減配・無配のリスクもある。だから、長年にわたって必ず増配を実施してきた銘柄は、中長期的な収益の安定感とともに、株主に対する還元姿勢の強さを物語るといえる。
ここでは来期までの連続増配回数(年数)が多い順にランキングした。四季報の来期予想は慎重になりがちなので、幅のある配当予想の場合は上限値(最大値)を基に算出している。上位53社はすべて過去15年以上増配を続ける猛者ばかりとなっている。
断トツ36年連続の花王
1位は花王で前期まで36年連続で増配を実施中。30年を超えるのは花王だけだ。2023年12月期には大幅減益となり1株益94.4円まで落ち込んだが、前期比2円増配の150円配を実施している。来期は今期から2円増配の158円としても配当性向50%程度なので、ほぼ確定だろう。
2位には3銘柄がランクイン。中でも出色は小林製薬だ。機能性表示食品の摂取者死亡があり業績的には振るわないが、1株益49.1円に沈んだ前期決算でも、104円への増配は実施した。
その意味では、9位のKDDIは傘下企業での架空取引が発覚し今期は減額修正不可避だが、今来期の配当をどうするかに注目だ。
また、最も配当利回りが大きいのは36位のジーテクトで、PBR0.4倍と割安だ。






















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