「あまりに個性的すぎる団地が完成」 長野五輪「元オリンピック選手村」30年後の現在…《今井ニュータウン》を訪ねて見た"驚く光景"

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資料を見ると、オリンピック時はどうやら、3室をシングルとツインの寝室に振り分け、ダイニングキッチンを共用室とした4人部屋などで使われていたようだ。

室内は段差が少なく、廊下や扉の幅も広い。廊下と各部屋、洗面所と浴室など、境はほぼフラットだ。今井ニュータウン内はバリアフリーを意識し、住戸にも実現されているという。

建具の開閉で部屋の広さを調整。押入収納も充実(写真:筆者撮影)
大きな段差はなく風呂場と脱衣スペースを行き来できる(写真:筆者撮影)

ベランダも広々とした、気持ちのいい団地

ベランダに出ると、その広さに驚いた。洗濯物が干しやすく、ひなたぼっこもできそう。外に出られない日も外気に当たることができて健康的だ。

広々としたベランダ(写真:筆者撮影)

住戸を出て1階に降りた。中央の広場では小さな子どもと家族が歩く練習をしていた。緑地の小道をゆっくり散歩する老夫婦の姿も見える。

ニュータウンの住棟は、眺める角度や時間、季節によって印象が変わる。奥には個性的な建物が見える。あれは一体……。

今井ニュータウン
「けやき通り」の歩道から見える、メモリアルスクエアや住棟(写真:筆者撮影)
後編では、特に目をひくあの住棟へ。オリンピックの選手村だった頃の話を聞きながらめぐる。
 
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鈴木 ゆう子 ライター

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すずき ゆうこ / Yuko Suzuki

総合雑誌編集部、住宅誌編集部などを経て、フリーランスとして活動。趣味実用、住宅、インタビューなどを手掛けている。「東洋経済オンラインアワード2024」クリエイティブ賞受賞。

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