年600杯ラーメンを食べてるのに「標準体型」「健康診断でも異常なし」…"食べ歩き歴25年"の44歳男が「絶対に太らない理由」が衝撃的だった

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
井手隊長
ラーメンライターとして年間600杯ものラーメンを食べている井手隊長。それでも標準体型を維持し、健康診断の数値も基本的に異常なしだという(画像:筆者提供)
この記事の画像を見る(6枚)
世の中には「たくさん食べているのに、太らない人々」がいる。それは体質か、それとも、隠れた努力があるのか……。
本連載「グルメライターの『絶対に太らない』自己管理術」では、食べることを仕事にしているグルメライターたちが、「食と健康(体重)」を両立させる独自の方法を綴っていく。連載初回はラーメンライターの井手隊長がお届けする。

私は、年間600杯のラーメンを食べ歩き、連載記事を年間100本以上書き続けているラーメンライターである。大学3年生の頃から食べ歩きを始めて25年、もはやラーメンを食べることが生活であり、書くことが呼吸になっている。多くの人はこう言う。「そんなに食べて、よく太らないですね」「健康診断は大丈夫なんですか」と。

私だって最初は根拠のない自信があった。若さという免罪符を振りかざし、「好きなものを食べて何が悪い」と思っていた。

20代半ばの健康診断で赤信号

しかし、20代半ば、健康診断の結果がすべてを変えた。前年までは優秀だった数値が軒並み赤字に転落し、問診の医師から開口一番、「井手さん、今年何がありました?」と言われた。何があったか――ラーメンである。

当時、食べ歩きに拍車がかかり始め、年間100~200杯ぐらいになっていた頃だ。家系ラーメン店に行っては大盛、味濃いめ、油多めはお決まりで、スープまで飲み干し、仕事終わりに気にせず酒を飲む生活。それが「突然の異常」として体に現れたのだ。

その日、私は悟った。ラーメンを長く食べ続けたいなら、健康であり続けなければならないということを。

次ページ「ラーメン以外」をすべて整えていった
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事