年600杯ラーメンを食べてるのに「標準体型」「健康診断でも異常なし」…"食べ歩き歴25年"の44歳男が「絶対に太らない理由」が衝撃的だった
私は、年間600杯のラーメンを食べ歩き、連載記事を年間100本以上書き続けているラーメンライターである。大学3年生の頃から食べ歩きを始めて25年、もはやラーメンを食べることが生活であり、書くことが呼吸になっている。多くの人はこう言う。「そんなに食べて、よく太らないですね」「健康診断は大丈夫なんですか」と。
私だって最初は根拠のない自信があった。若さという免罪符を振りかざし、「好きなものを食べて何が悪い」と思っていた。
20代半ばの健康診断で赤信号
しかし、20代半ば、健康診断の結果がすべてを変えた。前年までは優秀だった数値が軒並み赤字に転落し、問診の医師から開口一番、「井手さん、今年何がありました?」と言われた。何があったか――ラーメンである。
当時、食べ歩きに拍車がかかり始め、年間100~200杯ぐらいになっていた頃だ。家系ラーメン店に行っては大盛、味濃いめ、油多めはお決まりで、スープまで飲み干し、仕事終わりに気にせず酒を飲む生活。それが「突然の異常」として体に現れたのだ。
その日、私は悟った。ラーメンを長く食べ続けたいなら、健康であり続けなければならないということを。



















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