年600杯ラーメンを食べてるのに「標準体型」「健康診断でも異常なし」…"食べ歩き歴25年"の44歳男が「絶対に太らない理由」が衝撃的だった

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家でカップ麺やお取り寄せラーメンを食べるときは、必ず“横に山”を置く。山――それは山盛りのサラダか野菜炒めである。いわゆるベジタブルファーストというやつだ。サラダが心から好きだというラーメンフリークは少ないだろう。自分もそうだった。しかし、ある瞬間からその気持ちは消え去った。

山盛りサラダ
山盛りのサラダは、筆者にとって日常の常備食だ(写真:taa/PIXTA)

サラダではなく、ドレッシングにハマればいいと気づいたのだ。

大型スーパーなどに行き、美味しそうなドレッシングを片っ端から試す。これが楽しい。ラーメンライターの目利きで、味の期待できないドレッシングは大体わかるので、ほとんどが当たりだが、たまに大当たりがある。こうなると毎日サラダを食べるのが楽しみで仕方がなくなるのだ。これで野菜不足は解消だ。

ドレッシングの中には、油を多く含むものもあり、ボディメイクしている人の中には避けている人もいるが、私はそこを目指しているわけではない。サラダを食べるためにも、ドレッシングの偉大な力を借りている。

酒席ではビールを基本的に一杯までと決めている。ここでプリン体を摂るわけにはいかないからだ。家でビールを飲みたいときは必ずプリン体ゼロのビールを選ぶ。昔は発泡酒も第三のビールも美味しくなかったが、今は味のレベルも上がっている。まったく問題ない。

店では二杯目からはハイボールだ。家でも基本的にはハイボール。ハイボールを作った人には国民栄誉賞をあげたい。

30代の頃の筆者。ラーメン以外の生活を整えた20代中盤、体型はほとんど変わっていない(写真:筆者提供)

体重計とは、友人であり無視すべき存在

私は毎朝、必ず体重計に乗る。しかし、結果に一喜一憂はしない。増える日もあれば、減る日もある。大事なのは“変化を知ること”であって、“数字に振り回されること”ではない。むしろ意識すべきは「なぜ増えたか」「なぜ減ったか」という原因の追跡である。

体は一日の結果では語れない。ラーメンを年間600杯食べ続けるとは、つまり自分を観察し続ける作業にほかならない。

プロフィール写真も、ラーメンと一緒に(筆者提供)
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